LUIS "PERICO" ORTIZ

Super Salsa

1978 [New Generation 710]
 1970年代、ティト・プエンテやマチートの楽団からモンゴ・サンタマリアのグループを経て、ファニア・レーベルで音楽監督として数々の曲を手がけ、さらにトミー・オリベンシア楽団のレコーディングをサポートしてきたルイス・ペリーコ・オルティスが、自己のアルバムとしてまず最初に世に放ったのが1977年の「MY OWN IMAGE」で、この「SUPER SALSA」はその次作にあたる。
 80年代のサルサを最前線で切り開いてきた彼の功績は、ラテン音楽ファンご周知のところであろうが、プエルトリコ & ニューヨークのサルサ・シーンで、最も頼りになる音を出してくれるアーティストの一人であることは、現在においても変わらない。その彼のセカンド・アルバムには、ピアノにパポ・ルッカ、歌手にラファエル・デ・ヘスース、コロにはラモン・ロドリゲスとティト・ゴメス...と、まるで信頼感のオンパレードのようなメンバーが参加している。
 華麗なストリングス・サウンドをフィーチャーし、さまよい歩くプエルトリコ移民フリアンの心を歌った "JULIAN DEL VALLE" で幕が開き、プレーナ・ナンバー "ALLI MORIRE"、大ヒットしたソン・モントゥーノ"CAMARON"、その他メレンゲ、ボレロ、ワワンコーと、スーパー(マーケット)さながらバラエティに富んだ演奏が楽しめる。家庭に1枚常備しなければならないラテン音楽ファン必聴中の必聴アルバムである。(1998.02 SY)